◆未来の子どもが笑顔になるために。

 「未来の子どもが笑顔になるために。」

経営コンサルタント 野田宜成

 

「未来の子どもが笑顔になる」

 ↓ ↓ ↓ ↓

 そのためには
 世界中が繁盛し、世界中がワクワクする
 そこに向かう長く続く会社が増える

 ↓ ↓ ↓ ↓

 しかし、今、長く続く会社が減ってきている。
 そこで長く続く会社を増やすためにも
 「経営計画」を書いたほうが良い。

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 そこで、今回は
 「経営計画」について書かせていただきます。

 経営計画の内容ですが
 「経営」=「人生」と考えた時には
 「経営計画」=「人生計画」となります。

 そう考えると
 「未来の子どもが笑顔になるための人生計画」
 という視点でもご参考になればと思います。

内容
■01 計画のある会社が事業を継続する!?
■02 そして、こんなデータもあります。
■03 計画的に生きることを志したほうが伸びる
■04 経営計画の作り方をさらに詳しく!

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■ 計画のある会社が事業を継続する!?
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今、企業は減少時代に突入しています。

 75年~78年 開業率 5.9% 廃業率 3.5%
 78年~81年 開業率 5.9% 廃業率 3.8%
 81年~86年 開業率 4.3% 廃業率 4.0%

 ここまでは、日本は企業数が伸びていました。

それ以降、廃業率が、開業率を上回り

 86年~91年 開業率 3.5% 廃業率 4.0%
 91年~96年 開業率 2.7% 廃業率 3.2%
 96年~99年 開業率 3.6% 廃業率 5.6%
 99年~01年 開業率 5.8% 廃業率 6.8%
 01年~04年 開業率 3.5% 廃業率 6.1%
 04年~06年 開業率 5.1% 廃業率 6.2%
 09年~12年 開業率 1.4% 廃業率 6.1%
 12年~14年 開業率 4.6% 廃業率 6.1%

 と開業率が減っています。

その結果として
「日本の企業数」
 1986年 535万社
 2006年 421万社
 2014年 382万社

人口も、2005年から減少し
 15歳から64歳の生産者人口は、1995年から減少し
 その結果として、名目GDPは、1997年から減少しています。

何もかもが減少時代に突入しているのですから
何も計画などしないで、今まででと一緒のやり方でやっていると
良くても時代の平均値になっていきます。

 ということは、
 下がっていくということです。

 そうではなくて、
 自分の会社が選ばれたいというのであれば
 ちゃんと、計画はした方が良さそうです。

 なぜなら、計画をしておけば
 もし、下がったり、変化が生じた場合に変化に気づきやすいのと、
 計画段階で検討しているので修正が即対応できます。

逆に計画がないと
気づくのに遅れ、
気づいたときにも、そこから検討するので対応が遅れます。

もっと簡単に言うと
何か災害があると予想し、計画しておくと準備が事前にできます。
用意もできます。

いざ災害になったときに
すぐに、家族との待ち合わせ場所に向かえたり
不足物をすぐに買い出しに行けたり対応が早くなるのです。

だから、不安定な時代である今こそ、計画があった方が良いのです。

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■ そして、こんなデータもあります。
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経営計画を作成した会社と作成していない会社では
売上げの増加が違うのです。

作成した会社は、34.0%の会社が売上げ増加し
作成していない会社は、20.2%の会社が売上げ増加と
約14%も差があります。

そして、
経営計画の中身による違いもあり、

経営計画の中身に
「具体性がある会社」は、82%にのぼり
 (目標をほとんど達成と、ある程度達成合わせて)
「具体性のない会社」は、61.7%にとどまっています。

計画をしっかり作るか
それとも、計画を作らずに適当にやるか
この違いは、非常に大きなものになりそうです。

計画を立てることをしていきたいと思います。

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■ 計画的に生きることを志したほうが伸びる
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「計画的に生きられる力がついたときは、

   計画的なほうが伸びる

 計画的に生きられないときも、

 計画的に生きることを志したほうが伸びる」

師匠の船井幸雄先生に言われた言葉です。

計画はないよりあった方が良いのです。

中小企業庁の調査によると

経営計画を立てている人のうち

・すべての項目に具体的数値がある 27.5%
・ほとんどの項目に具体的な数値がある 35.9%
・いくつかの項目に具体的な数値がある 32.2%
・具体的な数値はほとんどない 4.4%

資料:中小企業庁「企業金融環境実態調査」(2003年12月)

その中で計画の達成度合いは
ほとんど達成できている、ある程度達成できている合わせて

・すべての項目に具体的数値がある 82.1%
・ほとんどの項目に具体的な数値がある 78.3%
・いくつかの項目に具体的な数値がある 70.1%
・具体的な数値はほとんどない 61.7%

資料:中小企業庁「企業金融環境実態調査」(2003年12月)

小企業の経営計画の有無は

・作成したことがある 53.0%
・作成したことがない 47.0%

資料:中小企業庁委託「小規模事業者の事業活動の実態把握調査」(2016年1月、(株)日本アプライドリサーチ研究所)

そして、
作成したことがあるところは、売上げの増加傾向企業が、34.0%
作成したことがないところは、売上げの増加傾向企業が、20.2%

となっている。

このことから
計画がないより、あった方が良く。

計画を作っているのなら、
具体的に作った方が良いことになる。

ぜひ、計画をつくって欲しいものです。

・なぜ経営計画が必要か?
・経営理念
・経営ビジョン(○年後、こうなるなど)
・数値目標
・外部環境(機会と脅威)
・内部環境(強みと弱み)
・経営方針(何をするか?)
・主要施策
・売上げ、利益、予算、人員計画
・行動計画

などを書いていくと良いです。

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■ 経営計画の作り方をさらに詳しく!
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