深セン視察で思ったこと…中国・日本・アメリカ「無人コンビニ・スマホ決済」比較
4回目の深センに行って来ました。
一昨年、昨年、今年は2回目。
今回は、ビジネスサークルメンバーの宮平さん(沖縄)主催の視察に南相馬、山口、福岡、沖縄から経営者の皆様が参加されていて、自分は現地コーディネートとして同行。
深センは #チャイニーズシリコンバレー と言われている街で平均年齢も若く、どことなく人々からエネルギーを感じる場所。約30年前までは人口が30万人程度だった漁村が、わずか30年で人口1400万人ともいわれる大都市に成長。
#チャイニーズドリーム を夢見て人が集まり、日夜、研究開発が行われている街である。
注目したい「無人店舗・スマホ決済」の比較
●今回、深センで体験した、無人コンビニ「WELL GO」
ウィーチャットペイでQRコードを読み取り→店内で商品を選び→出口でウィーチャットペイ(QRコード)で支払い
商品全てにタグがついており、決済ルームで決済を済ませると出口の扉が開く仕組みになっている。
●日本の赤羽駅で試験的にOPENしている無人コンビニ
入口でSuicaでタッチ→店内で商品を選び→出口でSuicaで支払い
実際に、試験的にOPENしている店舗に行ってきました。店舗内は撮影禁止だったのですが、外から見てもわかるように、駅構内のキオスク程度より少ないくらいの品揃えで手にとったものが出口のゲートで計算されているのを確認してSuicaで決済をすると出口が開きます。
●アメリカ・シアトルを皮切りに無人コンビニとして注目されている「amazon go」
入口でamazon go専用アプリでコード読み込む→店内で商品を選び→出口ではなにもせずそのまま出られる(決済はamazon goアプリと紐づけしたクレジットカードで決済)
参考:野田がシアトルのamazon goを体験してきたレポート動画
無人店舗で必要な消費者のアクションを比較表にすると・・・
入口でのアクション | 出口でのアクション | |
中国「Well Go」 | スマホアプリ(ウィーチャットペイ)でQRコード読み込み | スマホアプリ(ウィーチャットペイ)でQRコード読み込み |
日本「JRの試験店舗」 | Suicaでタッチ | Suicaでタッチ |
アメリカ「amazon go」 | スマホアプリ(amazon goアプリ)でコード読み込み |
なにもせずに出られる |
ちなみに、実体験の感想としては、中国のQRコード読み込みよりも、Suicaでのタッチの方が断然スムーズだと感じました(※あくまで個人の感想です)
日本でもpaypayの100億円あげちゃうキャンペーンが明日からスタートということで、QRコードを利用したスマホ決済の普及の後押しとなるのか!?というのが注目です。
また、LINEが中国のテンセントと提携というニュースもあるように、ウィーチャットペイとLINE payの利用が相互的に可能になると面白いかもしれません。
【今回の視察で訪れた場所】
1日目
●世界最大の電気街「華強路」
●世界初の無印良品プロデュース「MUJI HOTEL」
●毎日がCESというコンセプト「CEEC」
●「大芬油画村」8000人の画家が集まる絵画村:年間700億円の売上げ
●世界最大の本屋さん「深セン書城中心城」
●オシャレな本格的ウイスキーバー「Whisky Life」
2日目
●無人コンビニ「Well Go」
●無人イートインスペース「F5未来商店」
●シェイクシャックに似ているハンバーガーショップ「」
●街散策「メイソウ」
●深センの地下鉄
●「OCTハーバー」
●「DJIフラグシップ」
●「VRゲームセンター」
●若者の街「老街」
●「フーマー」
●夕食
3日目
●「無人決済書店」
●「無人ジム」
オマケ
●「高速鉄道」
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未来ウォッチャー 板宏哉 info@noda7.jp